社長ブログ（詳細）｜株式会社スマイルホーム｜北海道千歳市の冬でも暖かい床暖房にこだわった新築注文住宅

家づくりのポイント

2022.06.27

自宅にプールを設置することで、リラクゼーションやエンターテインメントの場を提供できます。ここでは、プールのデザインと設置方法について、具体的な手順とアイデアを紹介します。

イングラウンドプール
- 特徴：地面に掘り込んで設置するタイプのプール。耐久性が高く、デザインの自由度が高い。
- メリット：美観に優れ、長期間使用可能。カスタマイズが容易で、形状やサイズも多様。
- デメリット：設置費用が高く、施工に時間がかかる。
アブグラウンドプール
- 特徴：地面の上に設置するタイプのプール。設置が比較的簡単で、費用も抑えられる。
- メリット：設置が迅速で、取り外しや移動が可能。DIYでの設置が可能。
- デメリット：耐久性が低く、美観もイングラウンドプールに比べて劣ることがある。
半埋め込みプール
- 特徴：イングラウンドとアブグラウンドの中間に位置するプール。部分的に地面に埋め込む。
- メリット：設置費用と耐久性のバランスが良い。デザインの幅が広い。
- デメリット：設置にはある程度の土木工事が必要。

場所の選定
- 日当たり：日当たりの良い場所を選ぶことで、プールの水温を適切に保つことができます。
- 風の影響：風が強い場所は避け、風よけになる植栽やフェンスを設置します。
- アクセス：家からのアクセスが便利で、プールサイドの利用がしやすい場所を選びます。
サイズと形状
- 目的に合わせたサイズ：家族の人数やプールの使用目的（レジャー、エクササイズなど）に合わせてサイズを決定します。
- 形状：直線的な形状はエクササイズに適し、曲線的な形状はレジャーに適しています。
周辺設備
- デッキとパティオ：プールの周りにデッキやパティオを設置し、リラックススペースやバーベキューエリアを作ります。
- シャワーと更衣室：プール利用後に便利なシャワーや更衣室を設置します。

許可と準備
- 建設許可の取得：地方自治体の規制に従い、必要な建設許可を取得します。
- 設計図の作成：プロの設計士に依頼し、詳細な設計図を作成します。
土地の整地と掘削
- 土地の整地：設置場所を整地し、不要な植物や障害物を取り除きます。
- 掘削：イングラウンドプールの場合、設計図に基づいて土地を掘削します。プロの業者に依頼することをお勧めします。
基礎工事
- 底面の整備：砂や砕石を敷き、底面を整えます。コンクリートで基礎を作る場合もあります。
- 壁の設置：プールの壁を設置します。コンクリートブロックやプレハブパネルなどを使用します。
配管と電気工事
- 配管の設置：給水と排水の配管を設置します。フィルターシステムやポンプもこの段階で設置します。
- 電気工事：照明やヒーター、フィルターポンプなどの電気設備を設置します。安全のために専門の電気技師に依頼します。
防水処理と仕上げ
- 防水処理：プール内面に防水処理を施します。タイルやライナーを使用する場合もあります。
- 仕上げ：プールの内側を仕上げ、デッキやパティオの仕上げ作業を行います。

材料
- コンクリート：イングラウンドプールの基礎や壁に使用。
- タイルやライナー：プールの内側の仕上げ材。
- 配管材：給水・排水用の配管材。
- フィルターシステム：水の循環と浄化に必要な機器。
工具
- ショベルとスコップ：土地の整地や掘削に使用。
- ミキサー：コンクリートの混合に使用。
- ドリルとネジ：壁や設備の固定に使用。
- レベル：水平を確認するための工具。

日常のメンテナンス
- 水質管理：定期的に水質をチェックし、pHや塩素濃度を適切に保ちます。
- 清掃：プールの表面やフィルターの清掃を定期的に行います。
季節ごとのメンテナンス
- 冬季の準備：冬季にはプールカバーを使用してプールを保護します。ポンプやフィルターの水抜きも行います。
- 春季の準備：春になったらプールカバーを取り外し、全体の清掃と水質調整を行います。
専門的なメンテナンス
- 年に一度の点検：プロの業者に依頼して、配管やフィルターシステムの点検を行います。
- 修理：ひび割れや漏れが発生した場合は、速やかに修理を行います。

プールのデザインと設置は、計画と準備が重要です。適切な場所の選定、詳細な設計、確実な施工、そして定期的なメンテナンスを行うことで、理想的なプールを実現し、長く楽しむことができます。これらのガイドラインを参考にして、あなたの自宅に素敵なプールを作り上げましょう。