家づくりのポイント

2024.04.14

「注文住宅でよくある照明・採光の失敗事例と対策」

はじめに

照明や採光は、住まいの快適さや使いやすさを大きく左右する重要な要素です。しかし、実際に暮らし始めてから「暗い」「光が入りすぎる」「照明の位置が使いづらい」と後悔するケースも少なくありません。

今回は、注文住宅でよくある「照明・採光」の失敗事例と、その対策をご紹介します。


1. リビングの照明が暗すぎる

失敗例:
リビングは家族が集まる場所ですが、天井の中央にシーリングライトだけを設置したことで、部屋の隅が暗くなってしまった。

対策:
・間接照明やダウンライトを組み合わせる。
・壁面にブラケットライトを設置する。
・タスクライトで特定のエリアを明るくする。


2. キッチンの手元が暗い

失敗例:
キッチンでは手元をしっかり照らす必要がありますが、天井の照明だけでは影ができてしまい、調理がしづらくなった。

対策:
・手元灯(アンダーキャビネットライト)を設置する。
・ペンダントライトで局所的に照らす。
・照明の色温度は昼白色を選ぶ。


3. 窓の配置で採光不足

失敗例:
隣家との距離や方角を考慮せず窓を配置したため、日中でも部屋が暗い状態に。

対策:
・方角や周囲の環境を考慮して窓を配置する。
・吹き抜けや高窓を取り入れる。
・光を反射する素材を内装に取り入れる。


4. 寝室の照明が明るすぎる

失敗例:
寝室に強い光の照明を設置してしまい、リラックスできない空間になった。

対策:
・調光機能付きの照明を選ぶ。
・間接照明で優しい光を取り入れる。
・就寝時用に小さなナイトライトを設置する。


5. 照明スイッチの配置ミス

失敗例:
照明スイッチの位置が不便で、毎回部屋の端まで移動しないと操作できない。

対策:
・動線を考えてスイッチを配置する。
・人感センサー付き照明を採用する。
・リモコンやスマートホーム機能を活用する。


まとめ

照明や採光は一度設計してしまうと後から修正するのが難しい部分です。計画段階でしっかりと暮らし方や動線、家族のライフスタイルを考慮し、プロと一緒に最適な配置や設計を行いましょう。


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本日はここまでとなります。
ありがとうございました。