資金計画

2025.01.25

住宅ローンの安心保障!団体信用生命保険とは?

団体信用生命保険とは?

住宅ローンを組む際、多くの金融機関で加入が必須となるのが団体信用生命保険(団信)です。これは、ローンの契約者(借主)が万が一亡くなったり、特定の重い病気になった場合に、残りのローン残高が保険金で完済されるという仕組みの生命保険です。

つまり、ご家族に住宅ローンの返済負担を残さず、大切な住まいを守ることができるのです。

団体信用生命保険の主なメリット

1. 万が一の際に住宅ローンがゼロに!

団信に加入していると、契約者が死亡または高度障害になった場合、住宅ローンの残債がすべて完済されます。これにより、ご遺族が住宅ローンの返済に悩むことなく、安心して住み続けることができます。

2. 保険料はローンに組み込まれている

通常の生命保険と異なり、団信の保険料は住宅ローンの金利に含まれていることが多く、別途保険料を支払う必要がないというメリットがあります。これにより、家計の負担が増えることなく、住宅購入の安心感を得られます。

3. 様々な保障が追加できる

最近では、基本的な死亡・高度障害保障に加えて、

  • がんで診断された場合に住宅ローンが完済される「がん団信」

  • 三大疾病(がん・脳卒中・心筋梗塞)による保障がつく「三大疾病団信」

  • 就業不能状態になった際の保障がつく「就業不能保障付き団信」

など、より手厚い保障を選べるプランも増えています。

団信の注意点

1. 健康状態によっては加入できない場合も

団信は生命保険の一種であるため、加入時に健康状態の告知が必要です。持病がある方や健康状態に不安がある方は、加入が難しくなる可能性もあります。その場合は、団信への加入を条件としない金融機関を探すか、一般の生命保険を活用するなどの方法を検討しましょう。

2. 保険料は金融機関やプランによって異なる

団信の保険料は金融機関や選ぶプランによって異なります。例えば、がん団信や三大疾病団信などの手厚い保障を選択すると金利が上がることがあるため、住宅ローンの総支払額を考慮しながら慎重に選ぶ必要があります。

3. 夫婦でペアローンを組む場合の確認が必要

夫婦でそれぞれローンを組むペアローンの場合、どちらか一方が亡くなっても、亡くなった方の分のローンしか完済されない点に注意が必要です。夫婦共に万が一に備えるためには、それぞれのローンに団信を適用させるか、別途生命保険でカバーすることを検討しましょう。

団信を活用して安心の家づくりを!

住宅ローンは長期間にわたる大きな支出ですが、団体信用生命保険に加入することで、万が一の際も家族に安心を残すことができます。住宅購入を検討されている方は、ローンの条件とあわせて団信の内容もしっかり確認し、自分に合った保障を選ぶことが大切です。

家づくりでお困りのことありましたらお気軽にご連絡ください♪

本日はここまでとなります。 ありがとうございました。