家づくりのポイント

2025.02.10

寒冷地で快適な玄関づくりのポイント|冬でも暖かく使いやすい設計とは?

玄関まわりの設計ポイント(寒冷地仕様)

こんにちは。
スマイルホームの水口です。

スマイルホームでは千歳市・恵庭市で注文住宅、リフォーム、リノベーションを行っている会社で、子育てママを応援する家づくりとしてデザインと家事動線、性能を重視し、長きにわたり愛着を持ち続けることができる住宅をお施主様と一緒に作り上げます!
今回は「玄関まわりの設計ポイント(寒冷地仕様)」についてお話いたします。

1. 玄関の断熱性能を高める工夫

寒冷地では玄関の断熱性能が重要です。玄関ドアやホールの断熱をしっかり行うことで、室内への冷気の侵入を防ぎ、暖房効率を高めることができます。

  • 断熱性能の高い玄関ドアを選ぶ
     高断熱仕様の玄関ドア(熱貫流率が低いもの)を採用し、冷気の侵入を防ぎます。
  • 玄関ホールを仕切る
     リビングに直接つながる玄関ではなく、ドアや間仕切りを設けることで冷気の流入を防ぎます。

2. 玄関の床材と土間の工夫

冬の寒さに加えて、雪や泥が持ち込まれることを考慮した玄関づくりが必要です。

  • 土間の広さを確保
     濡れた靴や雪かき道具を置くスペースとして、余裕のある土間を設計しましょう。
  • 床暖房を活用
     玄関の土間部分に床暖房を入れることで、靴やブーツの乾燥がしやすくなります。
  • 滑りにくい素材を選ぶ
     タイルやコンクリートの仕上げは、冬場に滑りやすくなるため、滑りにくい仕様のものを選ぶことが大切です。

3. 玄関収納の工夫

家族が多い場合や雪国ならではのアイテム(防寒具やスノーブーツなど)が多くなるため、収納計画も重要です。

  • シューズクロークを設置
     靴だけでなく、冬場に必要なスノーブーツや除雪道具も収納できるスペースを確保すると便利です。
  • コート掛けを設ける
     玄関近くにコート掛けを設置すると、外出時や帰宅時にスムーズに着脱できます。
  • 換気対策を考慮
     湿気や結露を防ぐため、換気扇や通風口を設けるのも効果的です。

4. 玄関の照明と安全対策

冬場の日照時間が短い北海道では、玄関まわりの照明計画も重要です。

  • 人感センサー付き照明を設置
     外出・帰宅時に明るく照らしてくれるので、防犯面でも安心です。
  • 雪かきしやすい動線を確保
     玄関ポーチやアプローチの雪かきをしやすいように、広めの動線を確保すると便利です。
  • 外部コンセントを設置
     冬場の電熱マットや融雪機などを使用する際に役立ちます。

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本日はここまでとなります。
ありがとうございました。