家づくりのポイント

2025.02.17

「北海道のZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の現状と今後の展望」

北海道におけるZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の現状

こんにちは。
スマイルホームの水口です。

スマイルホームでは千歳市・恵庭市で注文住宅、リフォーム、リノベーションを行っている会社で、子育てママを応援する家づくりとしてデザインと家事動線、性能を重視し、長きにわたり愛着を持ち続けることができる住宅をお施主様と一緒に作り上げます!

今回は「北海道におけるZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の現状」についてお話いたします。

1. ZEHとは?

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、「住宅で消費するエネルギーを太陽光発電などで創るエネルギーで相殺し、年間のエネルギー収支をゼロ以下にする住宅」のことを指します。

省エネルギー化に向けた政府の取り組みとして推進されており、ZEH住宅にすることで国の補助金を受けられる制度もあります。特に寒冷地である北海道では、ZEHの導入に向けた動きが活発になっています。

2. 北海道のZEHの現状

北海道は全国的に見てもZEHの導入が進んでいる地域の一つです。その理由として、以下の点が挙げられます。

① 高断熱・高気密が標準的

北海道では寒さ対策として高断熱・高気密住宅が一般的であり、UA値(外皮平均熱貫流率)が0.4以下の住宅も珍しくありません。そのため、もともとZEH基準を満たしやすい傾向にあります。

② 太陽光発電の導入の増加

北海道では日照時間が短い地域もありますが、それでも太陽光発電を導入することでエネルギー自給率を高める動きが進んでいます。また、蓄電池を併用することで、冬季の電力消費増加に対応する家庭も増えています。

③ ZEH補助金の活用

ZEH住宅には、国や自治体から補助金が出るため、建築コストを抑えながら省エネ住宅を実現しやすくなっています。2024年度の補助金制度では、地域特性を考慮した追加補助もあり、北海道の住宅業界でもZEHの普及が加速しています。

3. ZEHのメリット・デメリット

メリット

  • 光熱費の大幅削減:太陽光発電と省エネ設計により、電気代を大幅に削減できます。
  • 快適な住環境:高断熱・高気密の家は、冬の寒さや結露を防ぎ、年間を通じて快適な室内環境を保てます。
  • 補助金の活用:ZEH住宅には国や自治体から補助金が支給され、導入コストを抑えられます。

⚠️ デメリット

  • 初期費用が高い:高断熱仕様や太陽光発電の導入には初期コストがかかります。
  • 冬季の発電量が低下:北海道では冬の発電量が少なくなるため、蓄電池や高効率な設備の併用が必要になります。

4. スマイルホームが考える北海道のZEH住宅

スマイルホームでは、北海道の寒冷地でも快適に過ごせる「断熱+省エネ+創エネ」の3つのポイントを重視したZEH住宅を提案しています。

  • 高性能断熱材と樹脂サッシを活用し、UA値0.3以下を目指す
  • ヒートポンプ暖房や床暖房と組み合わせ、省エネ性能を向上
  • 太陽光発電+蓄電池を活用し、エネルギーの自給率を高める

これにより、冬でも暖かく、年間の光熱費を抑えながら快適な暮らしを実現できます。


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本日はここまでとなります。
ありがとうございました。