目からうろこ!「建替えのポイント」

2025.04.21

海に近い苫小牧で建て替える時に考える耐久性のポイント|塩害・湿気・寒さに強い家づくりのコツ

こんにちは。
スマイルホームの水口です。

スマイルホームでは千歳市・恵庭市で注文住宅、リフォーム、リノベーションを行っている会社で、子育てママを応援する家づくりとしてデザインと家事動線、性能を重視し、長きにわたり愛着を持ち続けることができる住宅をお施主様と一緒に作り上げます!

今回は「海に近い苫小牧で建て替える時に考える耐久性のポイント」についてお話いたします。


■ 苫小牧ならではの気候と“家の寿命”への影響

苫小牧は太平洋に面した海沿いの地域で、建物にとっては次のような環境的リスクがあります。

  • 塩分を含んだ潮風(塩害)による金属のサビ・劣化

  • 年間を通して湿度が高めでカビや腐朽リスクが大きい

  • 冬の冷え込みと積雪による凍害・結露対策も必要

➡ 長持ちする家を建てるには、「耐久性を高める素材選びと設計」が大切です。


✅ 耐久性を高める建て替えの3つのポイント


① 外壁・屋根・金属部品は“塩害仕様”を選ぶ

潮風による金属腐食(サビ)は、家の寿命を大きく縮めます。

おすすめの素材・仕上げ:

  • 屋根材はガルバリウムよりも塩害対応のフッ素鋼板・ステンレス材を採用

  • 雨樋や庇、金具類もステンレスまたは樹脂製がおすすめ

  • 外壁は無機塗装仕上げの窯業系サイディング塩害対応の金属サイディング

➡ 初期費用はやや上がりますが、10年後の修繕コストを大幅にカットできます。


② 土台・構造部には「防腐・防蟻処理」と「通気設計」を

湿度の高い苫小牧では、床下や構造材の耐久性確保がカギになります。

対策例:

  • 土台には防腐・防蟻処理済みのヒバや桧、ACQ加圧注入材を使用

  • 床下には基礎断熱+調湿材+防湿シートを施工

  • 壁内結露を防ぐ通気工法+透湿防水シート+気密シートで躯体の劣化を予防

➡ 断熱性能と同時に、「呼吸できる家」にすることで建物の寿命が延びます。


③ 換気+断熱で結露・カビを防ぐ

冬の暖房と湿気が重なりやすい苫小牧では、「室内の湿気管理」も重要です。

快適で耐久性のある住まいのために:

  • 第1種熱交換換気システムで湿度と温度を安定管理

  • トリプルガラス樹脂サッシで窓周りの結露防止

  • 洗面・脱衣所・玄関まわりには局所換気ファン+調湿建材を組み合わせ

➡ 冬でもカビの発生を抑え、家全体の劣化リスクを軽減できます。


🏠 実例紹介:苫小牧市・海沿いに建つY様邸

  • 築42年の木造住宅を建て替え

  • 外壁にガルバリウム鋼板(フッ素焼付仕様)+樹脂サッシ

  • 土台は防腐処理済み木材+基礎断熱

  • 床下に調湿材と全館24時間換気を採用

「外が湿っていても、家の中はカラッとして快適。以前の家よりずっと長持ちしそうで安心です!」とお喜びの声をいただきました。


■ まとめ:苫小牧の建て替えは“耐久性が命”

耐久性を高める家づくりは、「建てた直後の快適さ」だけでなく、10年後・20年後のメンテナンスコストや住まいの安心感に直結します。

スマイルホームでは、苫小牧の気候風土を踏まえ、
・塩害・湿気に強い素材の選定
・劣化しにくい構造設計
・断熱と換気の最適バランス

を標準仕様としてご提案しています。


家づくりでお困りのことありましたらお気軽にご連絡ください♪
本日はここまでとなります。
ありがとうございました。