工事日誌

2021.03.02

注文住宅で後悔しないために!動線を考える際のポイントをご紹介します!

「注文住宅を建てる際は動線が重要だと聞いたけど、なぜなのか分からない。」
「動線について考えたいけど、実際どうすれば良いのか分からない。」
こうしたお悩みをお持ちの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、注文住宅で後悔しないために動線を考える際のポイントを千歳市の設計事務所がご紹介します。

□動線を意識せずに注文住宅を建てるとどうなるのか

そもそもなぜ動線を意識する必要があるのか疑問に思われている方もいらっしゃるでしょう。
その理由としてまず挙げられるのは、移動時間が長くなってしまうという点です。
1回の移動自体は数十秒で済みますが、それが何年も積み重なると何時間にもなり、後悔につながります。

また移動時間だけでなく、家事にかかる時間も長くなることが挙げられます。
そもそも家事は1つずつ分けて行うというよりも、同時進行で行うことが多いですよね。
洗濯物を回しつつ料理をしたり、掃除をしながら子供を見たりなどはよくある話ですが、動線が悪いと何往復もする羽目になり、その分負担も増えるでしょう。
また家事動線が悪いと、家事を同時に行うことも難しくなるため、結果的に家事全体としての作業効率が落ちてしまうことにもつながります。

他にも家事にかかる時間が長くなるという点に起因して、片づけにくい家になりやすいことも挙げられます。
実際片付けのしやすさは家事動線に左右されやすいため、動線が悪いとその分片付けも面倒になりやすいです。
つまり、家事動線を意識するということはきれいな家を保つことにもつながると言えるでしょう。

□動線を考える際のポイントとは

では、実際動線を考える際はどのようなポイントを押さえればよいのでしょうか。

ポイントとしては、まず挙げられるのは家事動線と生活動線に配慮することです。
先程もご紹介した通り、家事動線や生活動線は快適な暮らしを送るためにも重要な動線です。
いかに短くシンプルにできるか、2つの動線を干渉させないという2点に着目し、検討できると良いでしょう。

また可変性のある間取りにすることも重要なポイントです。
可変性が全くなく、もしもの場合に対処できない間取りにしてしまうと、どうしてもその後の後悔につながりやすくなってしまいます。
もしもの場合を想定して動線を計画することも、可変性を取り入れた間取りの重要なポイントと言えるでしょう。

□まとめ

今回は、注文住宅で後悔しないために動線を考える際のポイントについてご紹介しました。
もし動線を意識せずに注文住宅を建ててしまうと、移動や家事に時間がかかったり、片づけにくい家になるなど、実際住み始めた際の後悔につながります。
ぜひ今回ご紹介したポイントも踏まえ、後悔のない快適な家づくりを目指しましょう。