工事日誌

2021.03.09

屋根の形を選ぶポイントは見た目だけじゃない!?注文住宅をご検討中の方必見です!

「注文住宅をおしゃれに仕上げたい」
そうおっしゃる方も多いのではないでしょうか。
屋根は外観の印象を左右する重要な要素です。
とはいえ、どのように選べばよいのかお悩みの方も多いでしょう。
そこで今回は、注文住宅で屋根の形を選ぶ際のポイントについて千歳市の設計事務所がご紹介します。

□屋根の形を選ぶ際の注意点とは

そもそも屋根にはさまざま形状のものがありますよね。
中でも切妻屋根や三角形状の屋根は、どの地域でも見かけることが多いのではないでしょうか。
また切妻屋根よりも比較的価格を抑えて施工できる片流れ屋根というものもあります。
コスト面に関しては魅力的ですが、一方で家の壁面部分に雨風が当たりやすく劣化しやすいという点もあるため、知っておくと良いでしょう。

このように屋根の形にはそれぞれ特徴があり、各メリットとデメリットを考慮して選ぶ必要があります。
ただ実際に家を建てる際には、地域によって定められたルールがあるため注意が必要です。
市街地の景観を守るための高さ制限をはじめ、建物の北側に位置する土地の採光を確保するための北側斜線制限など、人々の快適な住環境を守るための制限は様々あります。
ただこうした制限は、地域によって適応されているものとそうでないものが異なるため、事前に確認しておくことが大切でしょう。

□屋根の形を選ぶ際のポイントとは

先程は屋根の形状や地域ごとの制限についてご紹介しましたが、軒の出も屋根の形を選ぶ際の大切なポイントとなるため確認できると良いでしょう。
軒の出というと比較的目立ちにくい部分ではありますが、実際のところ軒をどれだけ出すかで外観の印象も大きく変わります。
あまり軒を出さない場合は家の四角さが強調され、モダンなかっこいい印象の外観に仕上がります。
一方で軒を出すと外観に陰影がつき、高級感のある落ち着いた印象の外観になるでしょう。

また屋根の勾配も屋根の形を選ぶ際の重要なポイントです。
勾配も軒の出と同様、外観の印象にも影響する要素ですが、それに加え家自体にかかる費用やメンテナンスにも大きく影響します。
あまりにも勾配が急になると、その分家を建てる際の費用がかさみ、一方であまりにも勾配がなければ雨が流れにくいというデメリットにつながります。
したがって屋根の勾配については、デザインとよく相談したうえで検討する必要があるでしょう。

□まとめ

今回は、注文住宅で屋根の形を選ぶ際のポイントについてご紹介しました。
屋根を選ぶ際はデザインももちろん重要ですが、地域ごとの制限や軒や勾配などの細かい部分を確認することが重要です。
ぜひ今回ご紹介したポイントも踏まえ、屋根からこだわるおしゃれな注文住宅を目指してみてはいかがでしょうか。