工事日誌

2021.06.30

和室を作って後悔する可能性も?注文住宅のプロがご説明します!

注文住宅をお考えの方で
「和室を作りたい」
「和室って本当に必要なのか知りたい」
などとお考えの方がいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、和室を作って後悔してしまう例や作る際のポイントを千歳市の建築会社がご紹介します。

□和室を作った場合に後悔しうる点を紹介

和室を作るかどうか悩んでおられる方は、どのような後悔があるのか気になるでしょう。
そこでここでは、実際にどのような点で後悔するのかご紹介します。

*メンテナンスに費用がかかる

和室を作る際の、ふすまや障子、土壁は傷みやすく汚れやすいです。
特に、和室は子供が遊ぶので、障子やふすまを破ってしまうことが多いでしょう。
畳の1枚の相場としては、8000円から20000円です。
6畳の部屋の場合、6枚を交換すると5万円から10万円かかるので、決して安くはないでしょう。

*重さのある家具を置きづらい

畳はフローリングとは異なり、柔らかいため重いものを乗せた際に、凹みやすいです。
ベッドやソファなどの重さがあるものを置いてしまうと、痛みやすくなります。
綺麗な状態を長く保つためには、できるだけ重たいものを置かないことを心がけましょう。

*間取りがうまくいかない

他の部屋や廊下の床は、全てフローリングなのに対して和室を設置すると、それ以外が狭くなってしまい間取りがうまく組めなくなるかもしれません。
このような事態にならないように、広さや予算を考えておく必要があります。

□後悔しないためのポイントを紹介

ここからは、後悔しないためにどのようなポイントに気をつけるべきかご紹介します。

ひとつ目は、L D Kとひと続きにすることです。
リビングやキッチンにいながら、昼寝をしたり、子供が遊んだりしている姿を見られます。
そのため、安心して家事ができるでしょう。

2つ目は、1段高い位置に和室を作ることです。
1段上がった場所に作ることで、他の部屋とは違う雰囲気の空間を作れるでしょう。
また、段差に腰掛けてテレビを見るなど、椅子がわりにも使えます。
この形式の和式は、完全に独立はしませんが、ある程度プライベートな空間を作れるので家族の気配も感じやすいです。

□まとめ

今回は、和室を作って後悔してしまう例や作る際のポイントをご紹介しました。
和室を作って後悔してしまう例としては、メンテナンス費用がかかることや重さのある家具が置きにくいことなどが挙げられます。
和室を作る際は、普段の生活に和室がある状況をイメージすることをおすすめします。
一生に1度の買い物なので慎重にお考えください。