2021.09.09
「主婦必見!理想の注文住宅を建てるための賢い資金計画」
資金計画の基本
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予算設定:まずは、家族の収入や支出をもとに、注文住宅に使える総予算を設定します。これは、住宅ローンの借入可能額や頭金を考慮に入れた金額です。
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住宅ローンの基本:住宅ローンには「固定金利」と「変動金利」があり、それぞれの特徴を簡単に説明します。固定金利は毎月の返済額が一定で安心、変動金利は初期の金利が低いが変動するリスクがあるという違いです。
資金計画のステップ
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頭金の設定:頭金は住宅購入費の一部を最初に支払うもので、通常は総額の10~20%です。頭金が多いほど、毎月のローン返済額が減り、トータルの利息も少なくなります。
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月々の返済額の目安:毎月の返済額が家計に負担にならないように、収入の30%以下に抑えることを目安とします。例えば、月収が30万円の場合、月々の返済額は9万円以下に設定します。
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諸費用の計算:住宅購入には、建物の費用以外にも様々な諸費用がかかります。登記費用、仲介手数料、火災保険料など、これらは総額の5~10%ほどが目安です。
具体的な例
1. 家族の収入・支出から予算設定
月収:50万円(夫:30万円、妻:20万円)
毎月の支出:30万円(生活費、教育費、貯蓄等)
住宅ローンに充てられる額:月収の30%(15万円)
2. 頭金と住宅ローン
- 総予算:4000万円
- 頭金:800万円(総額の20%)
- 住宅ローン:3200万円(総額の80%)
3. 毎月の返済シミュレーション
- 返済期間:35年
- 金利:固定金利2%
- 毎月の返済額:およそ10万円